ダイヤモンドリングの買取計算
①地金+②ダイヤモンド=買取価格

①地金の計算方法は、>>金プラチナ買取のページをご覧ください。

②ダイヤモンドの買取計算方法は、基本のラウンドブリリアントカットであれば、主に4Cと蛍光性と言われる下記の要素にて査定額を算定します。
カラット(Carat):重量—0.2ct=1カラットとした単位で、重量が高くなればなるほど、基本高くなります。理想のカットにおける直径に対して、重量が過重量である場合には、マイナス要因となります。
カラー(Color):色—基本、無色透明で最高のDからZのグレードをつけます。
クラリティー(Clarity):透明度—石の内部、表面上の特徴により、最高のFLからI3までの11段階でグレードをつけます。
カット(Cut)—石の外観上に与える影響(プロポーション)と仕上げの熟練度の検査(フィニッシュ)でEXCELLNT~POORの5段階のグレードをつけます。
蛍光性も買取価格の相場に影響してきます。
   ダイヤモンドの結晶構造が不安定なほど蛍光性が強く出ると言われていて、紫外線を当てると、強い青色の蛍光性を示すものは、マイナス要因となります。

0.20ct 以上のダイヤは1psづつ当社の鑑別士がカラー・クラリティー・カット・蛍光性を確認して、買取相場を出します。
できる限り高価に、正確に判断するため、石を外させていただくことがあります。

もっとも一般的なラウンドブリリアントカットの場合の買取価格相場をカラット(重量)別にご確認ください。
~0.2ct(メレーダイヤ)
0.20ct~0.24ct
0.25ct~0.29ct
0.30ct~0.39ct
0.40ct~0.49ct
0.50ct~0.69ct
0.70ct~0.99ct
1.0ct~1.49ct

1.5ct以上のダイヤモンドも、高価買取していますので、お問合せください。


はじめての利用で不安、、、安心してください

鑑定士が査定します


宝石グレーディング機関に勤務していた鑑定士が、スピーディに査定します。出来る限り精度高く買取できるように顕微鏡で確認させていただきます。

幅広い販売ルートゆえの高価買取

国際的な展示会の参加や、海外のバイヤーとのルートがあるため、高価な買取が可能。

1週間以内であれば、前回の査定額を保証します

一度持ち帰って、顧客との対応や、比較査定したいものと思います。査定結果を記録しておきますので、再来店した際には、前回の査定額で買取します。
※ルースのみの査定で、地金付きのものは、地金相場が毎日変わりますので、ご了承ください。


ジュエリーの街 御徒町で営業しています

ジュエリーの業者が集まる御徒町で営業しております。是非、お立ち寄りください。

有限会社 ジェメスト (Gemest.Co.Ltd.)

御徒町店
〒110-0005
東京都台東区上野5-16-8
サンライズビル2階南側
03-6240-1913
営業時間:11:30-17:00 (土曜、祝日も営業)
定休日:日曜



買取事例

2・5ctペアシェイプダイヤモンド プラチナリング 買取額 50万円
2・5ctペアシェイプダイヤモンド プラチナリング
買取額 50万円



ダイヤモンドの類似石

宝石名 屈折率 光学特徴/結晶系 その他特徴
ダイヤモンド 2.417 単屈折
等軸晶系
鋭い稜線、フェザー
ひげ状ガードル
熱伝導性が高い
合成ルチル 2.616-2.903 複屈折1軸性
正方晶系
独特の黄色味の外観
ダブリング
非常に強い分散
合成モアッサナイト 2.648-2.691 複屈折1軸性
六方晶系
ダブリング
強い分散
チタン酸ストロンチウム 2.409 単屈折
等軸晶系
非常に強い分散
キュービックジルコニア 2.15 単屈折
等軸晶系
熱伝導が低い
GGG 1.97 単屈折
等軸晶系
高い比重 光のもれ現象
ジルコン 1.925-1.984 複屈折1軸性
正方晶系
ダブリング
YAG 1.833 単屈折
等軸晶系
弱い分散光のもれ現象


ダイヤモンドの特性


ダイヤモンドとその類似石には買取額に大きな隔たりがあり、類似石には注意しなければならないですが、個々の類似石を特定するより、ダイヤモンドの特性を把握し、ダイヤモンドかそうでないかの判断をすることが重要です。
<ダイヤモンドの光学的特徴>
-輝きが強く、適度の分散
-石をひっくり返して、下にある文字が見えない。(あるいは、下にある線が見えない。)
-拡大してファセット・エッジが2重に見えない。

<ダイヤモンドの物理的特徴>
-熱伝導テスターでダイヤモンドを示す。
-鋭いファセット・エッジ
-内包物(インクルージョン他、クラリティ特徴がある。

ダイヤモンドかどうかを判断する主要な検査


1.ルーペ観察でダブリング(ファセット・エッジが2重に見えること)が見えたら、複屈折の合成ルチル合成モアッサナイトジルコンのいずれかの可能性が高いので消去する。
2.合成ルチルチタン酸ストロンチウムは、分散がダイヤモンドより非常に強いので、ダイヤモンドとの違いが慣れていれば分かる。
3.GGGやYAGは屈折率が低いので、テーブル面を下にして、文字が見える。また、ルーペの検査では、ファセットエッジが鋭くないことが観察できる。また、インクルージョンも通常観察できない。
4.最後に残るのがキュービック・ジルコニアだが、熱伝導に大きな差がでる。したがって、熱伝導テスターで確認を行う。

上記は、類似石との判別であって、合成のダイヤモンドは天然のダイヤモンドと光学的、物理的特徴を同一としてしまいます。
店頭でルーペや、顕微鏡による拡大検査では、判断するのが難しいので、さらなる分析装置や鑑別機関での検査が必要となります。